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理事長あいさつ

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伊那芸術文化協会が誕生したのは昭和62年6月24日の発足
総集会です。その契機となったのは昭和57年に始まった県的文化施設(現、長野県伊那文化会館)の誘致運動でした。これは全市民的な運動の盛り上がりをみせ、45団体が参加し互いに協力し合い誘致や位置設定・内容構想検討などに市民の声を反映させることができました。その後、誘致に決着がつくと一般市民の関心は急速に冷えていきました。そこで私たちは「器」だけでなく、「内容」の充実を図るためにもうひとつのうねりとして「芸術祭」「文化フォーラム」といった文化団体の主体的な展開を始めたわけです。それは当初は実行委員会形式でしたが、次々にでてくる対行政・対文化会館の諸問題に対処するために昭和61年には通年の連絡会となり、それを母体にして翌62年地域の文化ネットワークとしての伊那芸術文化協会を結成しました。結成当時は活発な活動を行っていたようですが、徐々に取り巻く環境の変化に対応できなくなり、NPO法人化する前は1つのイベントのみの活動になっていました。地域における幅広い芸術文化の振興に貢献するために相応しい組織改革が急務と考え、2002年12月11日付けでNPo法人長野県知事認証を取得し、同月17日付けをもって設立登記し、新たに事業型のNPO法人伊那芸術文化協会が誕生しました。2003年12月に開設した伊那市生涯学習センターに事務局を設置し、現在では行政との協働での様々な芸術文化事業活動を行なっています。
定款における目的は、心の豊かさを実現する芸術文化の価値を高めるため、地域における芸術文化の振興と社会包摂につなる芸術文化を実現するための様々な事業を行うことにより、豊かで充実した芸術文化の社会作りに寄与することです。
今後ともNPO法人伊那芸術文化協会の事業活動にご支援とご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。

             NPO法人伊那芸術文化協会
​                 理事長 松山 光

 

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